性行為が原因で発症したヘルペスの初期症状としては様々なものが挙げられます。軽い症状だと気づかない人が多いです。早急に気づくことが重要なので、このサイトではヘルペスの情報とその薬、バルトレックスについて掘り下げてご紹介します。

バルトレックスの写真

コンジローマ治療に産婦人科で使われるバルトレックス

バルトレックスは、バラシクロビルを主成分とするDNAポリメラーゼ阻害薬として、単純ヘルペスウイルス1型及び2型、水痘・帯状疱疹ウイルスによる感染症の治療に用いられています。バラシクロビルは、脳炎や髄膜炎にも適応するアシクロビルに疎水性アミノ酸バリンを脱水縮合させたプロドラッグです。バラシクロビルは、体内でDNAの構成成分を燐酸化する酵素チミジンキナーゼにより、ヌクレオチドが付加する核酸の断片プライマーが無いアシクロビル三燐酸に燐酸化され、DNAポリメラーゼの作用により酷似した分子構造を有するデオキシグアノシン三燐酸と置き換わる事で、DNAの合成を抑制しウイルスの増殖を阻止する効果が期待出来ます。しかし、ヘルペスウイルスは、感染患者の感染細胞で形成されている為に、感染患者の全ての細胞との親和性が非常に高く三叉神経や脊髄神経などの神経節に潜伏感染してしまい、現在の治療薬では体内のヘルペスウイルスを完全に死滅させる事が不可能とされています。その為、自覚症状無く再発する事が多く、産婦人科で行われる妊婦検査や出生前診断などで感染に気付く妊婦も数多くいます。又、産婦人科ではヘルペスウイルスと同種のヒトパピローマウイルス6型及び11型への感染で発症する尖圭コンジローマなど自覚症状がほとんど無い性感染症への感染が判明する事があります。尖圭コンジロームは、生殖器と外性器周辺に淡紅色や褐色の乳頭状や鶏冠状の疣贅などの特徴的な良性の病変が発症します。治療には、漢方薬のヨクイニンやポドフィリン液、ベセルナクリームなどの薬物治療に加え、液体窒素凍結手術や電気メス切除手術、レーザー光線蒸散手術などの手術療法が行われています。