性行為が原因で発症したヘルペスの初期症状としては様々なものが挙げられます。軽い症状だと気づかない人が多いです。早急に気づくことが重要なので、このサイトではヘルペスの情報とその薬、バルトレックスについて掘り下げてご紹介します。

バルトレックスの写真

成分が便にでるバルトレックスと不透明な膿の原因

バルトレックスは、DNAポリメラーゼ阻害薬に分類される抗生物質であり、単純ヘルペスウイルス1型(HSV-1)及び2型(HSV-2)、水痘帯状疱疹ウイルス(VZV)による感染症の治療に多くの医療機関で用いられています。性行為感染症の性器ヘルペスは、感染症法下で定点報告が義務付けられている第4類感染症定点把握疾患であり、HSV-2に感染し2日~10日程度の潜伏期間を経て発症します。性器ヘルペスは、尿道口から尿道に沿って上行したウイルスが尿道の粘膜に感染し尿道炎を発症させ、炎症により化膿した患部から白血球や血清、壊れた組織、細菌の死骸などを含む黄白色や黄緑色の不透明な膿が排出され、むず痒さや排尿痛などの症状が見られます。治療には、バルトレックスやゾビラックスなどの抗生物質を2日~7日程度処方されています。バルトレックスは、肝臓でアシクロビルとバリンに代謝され、アシクロビルはウイルスと体内の酵素によりヌクレオチドが結合する為のプライマーを持たないアシクロビル3リン酸に代謝されます。アシクロビル3リン酸は、DNAを構成するデオキシグアノシン三リン酸と構造がよく似ている為、DNAの合成過程で置換される事でDNAの合成を阻害しウイルスの増殖を抑制します。バルトレックスは、腎臓で40%~50%、糞便で47%の合わせて90%前後の医薬成分を体内の主要な臓器に蓄積する事無く数日で排泄する為、副作用の発生頻度や副作用の重症化率が非常に低くなっている安全性の高い治療薬です。その為、産道感染予防を目的とする妊娠20週目~30週目の妊婦や水痘治療を目的とする体重40kg以下の小児に対しても処方されています。